ダーウェント:メタリックペンシル

ダーウェントのメタリックペンシルは、赤や黄色といった基本色もメタリックという面白い水彩色鉛筆です。

ワンポイントに使って輝かせてみたりと、他の水彩色鉛筆では思いつかない表現ができそうです。

では、水彩色鉛筆としての性能はいかがでしょうか?メタリックなので色の輝きも含めて、性能をチェックしていきます。


■パッケージ&価格


「メタリックペンシル使い方の大きなヒントが……!?」



まずはパッケージですが、目を引くのが描かれている蝶々。この黒地の上に描かれた蝶々こそが、メタリックペンシルを使う上での最大のヒントでした。

パッケージに使い方のヒントを記しておいたとしたら、缶ケースも凝ったもののように思えますね。


■品質と価格のチェック




「ささくれ立っていたり塗装がはげていたり……」


ご覧の通りの木軸ですが、持った感じもスカスカしています。使っていく上で気になるところかもしれません。

価格は単体で210円、セットで2,520円と、衝動買いにもお手ごろな価格。メタリックというめずらしさもあって、すぐ買ってしまいそうです。


■色鉛筆の性能チェック(マルマン:コットマンを使用)


「メタリックカラーは派手ですが……」

・赤は色鉛筆として描いた箇所。

・青は水筆でのばした箇所。

・みどりは完全に溶かした箇所。


描いた感触は固めの描き心地。色鉛筆のカラーと紙の相性によっては、色がつかないこともありました。

やはりメタリックカラーの色鉛筆特有の使いにくさがあります。


■混色、重ね塗りのチェック(マルマン:コットマンを使用)


「混ざっていません」

・右から赤のみ、青を重ねたもの、さらにみどりを重ねました。

・上段は色鉛筆のみ、中段は水筆で混ぜたもの、
 下段はさらに混ぜた色の色鉛筆を重ねました。


まず、水筆で顔料をのばすとメタリックが失われてしまいます。カバーするために色鉛筆を重ねたところ、しっかり発色しました。

ただし、これが可能なのは単色のみだと思います。混色として使っても、最後に使った色が発色しています。


■まとめ



「ゴールドといったらコイン、コインといったら、あのブラザー」


せっかくなので、私が持っているゴールドの画材を集めて描いてみました。一番左がメタリックペンシルのゴールドになります。

下のサンプルは光を反射させてみましたが、メタリックペンシルの右となりのほうが輝いていますね。右端も優秀です。

あらゆる面で劣っていると感じる結果になりましたが、メタリックペンシルの真価は、隠ぺい力にありました。



「1-2?」


黒めの紙に同じ順番でコインを描いていきました。すると、メタリックペンシルのとなりのゴールドは発色、輝きが落ちてしまいました。

しかし、メタリックペンシルは逆に発色、輝きが際立つ結果に。(右端は変わらず優秀ですが)

パッケージの蝶々のような絵のように、下地に左右されずに発色させるほどの隠ぺい力が、メタリックペンシル最大の特徴ではないでしょうか。


私の経験から、暗めの紙に水彩色鉛筆を使うことがなく、白い紙でレビューを書いてしまいましたが……やられた~という感じです。

工夫しだいで面白くなりそうな水彩色鉛筆でした。


■参考リンク

メタリックペンシル | 商品リスト | バニーコルアート(使い方のヒントが詳しく載っています)

おじゃこでアーティストトレーディングカード(ATC)☆(アイシャドウに使ってみました)

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